こんにちは。天草ジグ郎です。今回はメタルジグ(ルアー)の飛距離と釣れる確率の関係を少し考えてみたいと思います。
ジギングでもライトショアジギングでも、メタルジグを投げる以上「より遠くまで投げたい!」という気持ちを皆さんお持ちではないかと思います。実際、キャストしたジグがスーッと遠くまで飛んでいくのはとても気持ちが良いものですし、それはジギングの大きな魅力の1つでしょう。
しかし、遠くまで投げることができるということは気持ちだけの問題ではありません。それだけ探ることができる場所が増えるということですから、確実に釣果を伸ばすことにつながると思います。
では、具体的にどれぐらい釣れる確率が上がるのか?釣りは数学ではありませんから、そんな単純なものではないことはわかっていますが、探ることができる扇形の面積を計算することで、釣れる確率の変化について考えてみました。
ジギングでキャストして魚を探るときは、自分の立ち位置の正面を基準にして、左右45度くらいを扇状に探るのではないかと思いますので、左右の合計90度の扇形の内部を探ることができるという設定で行います。実際は、縦の動きもあるでしょうから体積計算がふさわしいのかもしれませんが、場所によって深さも異なりますし、何より面倒なので、今回は探れる面積だけで考えたいと思います。
まずは50m投げることができる人が探ることができる面積は50×50×π×1/4で625㎡となります。同様に80m投げることが出来る方であれば80×80×π×1/4で1600㎡となります。ということは探ることができる面積はなんと2.56倍です。それだけ釣れる確率が上がるということです。
まあ、わざわざ具体的に面積を出さなくても面積は2乗に比例しますからすぐわかることなんですが、いずれにしても探れる面積がこれだけ増えるということはすごいことだと思いませんか?それに他人が探れないところまで探れるというっメリットも大きいです。
ということで飛距離と探れる面積について考えて遊んでみました。釣りは算数ではありませんから、そう単純にはいきませんが、こう考えるとやはり遠くまで投げたくなりますよね。