ルアー釣りで魚を釣るための重要な要素である飛距離。飛距離がすべてというわけではありませんが、より遠くまで投げ、より広い場所を探るということは重要だと思います。
そこで今回は、メタルジグなどのルアーをより遠くまで飛ばすために重要な、ペンデュラムキャストでのキャスティングのモーションを始める最適なタイミングについて考えてみたいと思います。
投げ始める最適な角度とは
ペンデュラムキャストでは、長めの垂らしを取り、メタルジグなどを振り子のように後ろに振り、ロッドに重みが乗った瞬間にキャストを始めロッドのしなりを利用して投げます。
ルアーが後ろに下がり、ティップ(竿先)に重みを感じ始め、最適な瞬間を選んでキャストを始めるわけです。
ここで飛距離を伸ばすために重要なのが、このキャストを始めるタイミングです。
ベストタイミングは、ルアーがもっとも後ろに下がったときではありません。ルアーが一番後ろに下がるほんの少し前です。
目安としては、ロッドとラインが約90度の角度になる辺りのタイミングと考えればよいと思います。
この90度という角度が、ティップにルアーの重さを乗せ、力を逃がすことなくルアーに力を伝えることができる角度です。
このキャスティングを始めるタイミングを間違えると、ルアーにうまく力が伝わらず、結果として飛距離も伸びないということになります。
ですからこの投げ始めのタイミングを知るということは、ルアーをより遠くへ飛ばすためのかなり重要な要素だと思います。
もっとも、頭でわかっていても実践できるかどうかは別問題です。最終的には練習あるのみだと思います。
ということで、投げ始めは約90度ということを意識して練習されてみてはいかがでしょうか。